口臭対策に、サプリメント・ガム・洗口剤などがありますが、効果は限定的で、口臭を隠すことができても、口臭の根本は治りません。
口臭の原因は、人それぞれ違い、原因をつきとめ、一人一人にあった口臭治療を行う必要があります
口臭の原因には、歯周病、プラーク・バイオフィルム、舌苔など口内環境によるものと、腸内細菌の腐敗臭など体質によるものがあり、口臭を確実に直すには、口内環境面と体質面の両面からの治療が必要です。
口内環境による口臭の場合は、原因となる歯周病や口腔乾燥症(唾液の分泌減少)などの病気を治療します。
口臭外来では、口臭の原因である口腔内疾患の検査や治療を受けます。
口臭は病気として認識されていないため、厚生労働省の定める保険診療には入っておらず、治療費用は自己負担となります。
口臭測定器には、口臭の原因となるVSCガスを検知するもの・唾液検査を行って唾液の分泌量や唾液のPHを調べるもの・口臭の原因である揮発性硫化物のガス濃度を測定するもの・口臭の三大要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルフアイド)を測定する方法などがあります。
口臭の測定と原因の特定には、通常1万5千円程度の料金がかかりますが、病院によっては測定と原因の特定を無料で行っているとこもあるので、ネットで複数調べることが賢明です。