最近、親の耳が遠くなってきたかも・・・どれくらい聴こえなかったら補聴器は必要?

話をする老夫婦

年齢を重ねた親御様と接していて、「最近耳が遠くなってきたな」と感じることはありませんか?高齢になり、体の様々な機能が徐々に衰えてくるのは自然なことです。特に聴力は耳の構造上、加齢で衰える方が多い身体機能の1つです。

衰えてきた聴力を補うための器具として「補聴器」があります。目が悪い人にとってメガネは手放せないものであるように、聴こえ方に悩みを抱える方にとって、補聴器はとても有用なものです。しかしながら、しっかりと聴力を補ってくれる補聴器はとても高価なものであり、また「年寄くさい」と親御様が使用に難色を示す場合も多いでしょう。ご家族としては「ちょっと聴こえにくいくらいでも補聴器は使った方が良いの?」「どれくらい聴こえなかったら、補聴器は必要なの?」と悩んでしまいますよね。

「耳が遠い」という状態はある日突然そうなるわけではありません。長い時間をかけ、少しずつ聞こえにくくなっていくのです。そのため、意外と本人は「どれくらい聴こえていないのか」についてあまり気づいていないことも多いです。側にいるご家族が聴こえのチェックをしてあげることも大切ですよ。

もし親御様に対し「補聴器が必要かも?」と思ったら、以下の項目に沿ってチェックしてみてください。

テレビのボリューム《聴こえ具合を知るためのチェック項目》
・父親・母親が1人でテレビを観ている時、周りがうるさいと感じるほどテレビの音を大きくする
・名前を呼び声を掛けても気づかないことが多い
・何人かで話をしている時、会話のテンポが父親・母親だけ極端に遅れることがある
・電話の向こうの父親・母親が、よく聞き返してくる
・街を歩いていて自転車とぶつかりそうになるなど、見ていて危ないと感じることがある

上記に1つでも心当たりがあれば、補聴器の使用を検討していても良いかもしれません。

気になる場合、まずは専門店に相談してみましょう

実際に補聴器が必要かどうかは、専門の機械を使い詳細な検査をしてみないと判断できません。少しでも気になる場合は、補聴器の専門店を訪れ、一度相談していると良いでしょう。

初めて補聴器専門店に行く時は少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、補聴器専門店の中には、訪れやすい空間づくりに注力しているところもあります。福岡にある「岩永補聴器 ヒアリングデザイン大橋店」もそのような補聴器専門店の1つです。鮮やかなブルーの屋根が目を引くこちらのお店は、外観も内装もとてもオシャレです。プライバシーに配慮したカウンセリングルームもあるので、補聴器の使用に抵抗を感じている方も通いやすいですよ。福岡の補聴器店を探している方にとてもおすすめです。

会話や周囲の音の一部が聴こえないという状態は、とても不便なものです。親御様も、本人も気づかないうちにストレスを感じているかもしれません。「聴こえにくそうだな」と思ったら、ぜひ「一緒に補聴器店に行ってみよう」と親御様を誘ってあげてみてください。